5月24日の日報 無限ウェバー地獄 の巻

お疲れ様です。伊藤です。
本日はこれにて失礼いたします。

1.
職場の上司が、
「このサービス、登録しておいて」
といってきました。

gamba!

『営業や業務日報・日誌として使える、みんなのための日報共有ツール』と銘打っているとおり、驚くべきことにこれは「WEB日報ツール」なのです。

どちらかというと、会社にて上司が部下からの日報をまとめるのをサポートするための、まとめツールのようです。
ちなみに、このサイトに書かれている『ユーザーからの声』を読んでみるに、

「日報はその日の仕事の振り返り習慣化できるのがいいですね」

「自分の仕事の振り返りのために自分だけでgamba!を使ってます」

「週次報告では見えてこない現場の様子が分かるようになりました」

そうか、日報とはそういうことに使うのか〜。
などと白目を剥きながらへらへらし、
自己の琢磨に用いられるべきである日報のコンセプトから著しく逸脱している伊藤日報の痛々しい内容が際立つコメントたちから顔を逸らした。
むむむ。


2.
このサービスとは別で、似たようなものでこんなSNSも最近つくられております。

Nisshi.in

こちら、「日誌」をテーマとした、文章のみに特化させたSNSです。
画像も動画も、ましてや某伊藤日報のようなふざけたアフィリエイトもなければ、イイネ!も無いという潔さ。

一応、このSNSにも登録はしてみました。
が、まったく書いておりません。
伊藤日報を書いて、さらに日誌まで書こうという気になれないのが本音ですが、パブリックフィードを見る限りTwitterと大差ない状態になっているので、サービス自体に今ひとつとっかかりがないのも事実。
これ、「1日に1回しか書き込めない」みたいな縛りがあった方が日誌っぽい気がしないでもないです。デザインはどのSNSよりもカッコいい。


3.
ときどき思います。
日々、仕事をしているフリしながらTwitterFacebookYouTubeはてブを読み耽り、帰宅する時にこの伊藤日報を書かなくてはならぬというのに、
加えてgamba!とNisshi.inを書けと仰るか。
他にも、LinkedInとかPinterestとかGoogle+(笑)とか、ひょっとしたらLINEやInstagramなどのスマホアプリも含めて考えると、

「きええええええええぇぇっっっっ!!!」

と両手で毛髪をぶちぶちと引きちぎりたくなる衝動に駆られる時、ありませんか。私はないですけど。

さすがに毛髪をぶちぶち引きちぎろうとする殺意の波動はありませんが、しかしこの、別府の地獄めぐり(温泉めぐりの別称)を彷彿とさせるWEBサービスめぐりに一生の時間をどれだけを捧げているのか、数値化したらとんでもないことになりそうです。

なんというか、無限に思えるWEBの世界も、しょせんは有限の現実世界の中にあるのにね、と時々我に返っては一抹の不安を抱きます。
「いつまで続けるのか?」というテーマについて、世のウェバー(=WEBの住人のこと。今つくった。そしてちょっと気に入った)の方々は、どう思ったりしてるのかな〜、と気になりました。
一生、が答えなんでしょうけど、比重の問題といいましょうか。

そんな堂々巡りなひとり禅問答を、一体なにが楽しくて華の金曜にしているのか。
私もわからない。

それでは皆様、良い週末をお過ごしください。
どうせ月曜にはすっきり忘れていることでしょう。

元気な会社のゆかいな日報 元気アップ、コミュニケーションアップのヒントが満載!

元気な会社のゆかいな日報 元気アップ、コミュニケーションアップのヒントが満載!