5月13日の日報 ランボー怒りの初カキコ の巻

お疲れ様です。伊藤です。
本日はこれにて失礼いたします。

最近、色々なWEBサイト……とくにニュースやブログ系のものは、ひとつひとつの記事ページの下部にFacebookを通してコメントできるものが増えています。

従来のコメント欄と違い、本名(原則として)で登録しているFacebookアカウントとしてコメントするので、その人の人間性を疑われるようなことは書きづらい=炎上しづらいというメリットがあります。
ただ、実名なのが逆に祟っているのでしょうか、あまりFBコメントに書き込む人を見かけません。
みんな、Too Shy Shyボーイだもんね。
たまにポツポツと書き込みを見つけても、淡々とした一言コメントだったり。
匿名だからこそのコメント文化があるのでしょうか。 
(音楽系なんかは、ファンの方々などによるものをよく見かけますが)

しかし今日、とあるサイトの某記事で、はじめてFBコメント欄が盛り上がっているものに出会いました。

それは、ある記者があるトピックスに関して、政府に対して問題提起する内容でした。
その記事の内容については、ここでは書きませんが、確かに人によって見方が変わる話題なので、賛否両論なコメントがぶわ〜っと集まるわけです。その数なんと100弱。
「お〜、FBコメントでこんなにいっぱい書かれているのは初めてだ!」
私は興奮した。

興奮したついでに、コメントひとつひとつを丁寧に読んでいったのですが、次第に「これは……」とちょっとした驚きに変わっていきました。

というのも、そのコメントが批判目的の場合、まぁ攻撃的なものが多いのです。
「これは何も知らない記者が書いた素人記事だ!」
そういう指摘なのはわかりますが、要はものの言い様です。
はてな匿名ダイアリー』とか、『BLOGOS』のコメント欄みたいなのとそっくりな内容。
なにか一言多く付け加えて、「俺の方がオマエより上」をアピールしたがる人たちが多い。
「叩く」っていうやつです。

そりゃその人の勝手でしょうから、私がどうこう口出しする話でもないのですが、
しかしFBコメントに限っては書き手は「本人」丸出しなんですね。
「うわ、なに、この○○さん、まぁお偉いのね〜」
と不特定多数の人間にレッテルを貼付けられても仕方がない状況なのですが、
「果たして書き込んでる本人はそこに気付いているのか?」
と心配してしまうほど、本人は罵りや粘着に夢中なご様子。

さすがにそんなコメントをしている人のFacebook個人ページを覗きにいくのも憚れますが、このFBコメントでは、本人の氏名の横に「勤務先」もしくは「最終学歴のある出身校」が表示される仕様のようでして、
どこそこ大学の教員だったり、某IT企業だったり、高学歴の持ち主だったり……な皆さんが、もともと記事へコメントしてたはずが、いつの間にか売り言葉に買い言葉でコメント大戦争を巻き起こしていたり。
んでもって、そのうち第3勢力的な人が横から
「っていうか、コメントの論点が記事そのものからズレてない?」
という半畳を華麗に差し込んでくるものですから、私みたいな単なるウォッチャーにとっては痛快この上な……失礼、非常に胸が苦しくなるのでありました。


そういえば以前、誰かがこうつぶやいていました。

ツイッターの有名人って、なんだか常に怒ってる人が多いイメージがありますけど」

これは有名人に限らず、最近のSNSだったりコメントだったり、WEBの世界のあちこちを見ていて感じることです。
なんかみんな最初から怒る前提ですね。

伊藤日報も、不毛且つみっともない罵りに染まった、批判しかしない日報を書き始めたら終わりですね。
ってか、今日の日報も「他人のことなんて気にしないで」と思えなくもない。精進します。

それでは明日もよろしくお願いいたします。

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