10月24日の日報

お疲れ様です。伊藤です。
本日はこれにて失礼致します。
また日が変わってからの提出となります。ごめんなさい。

ところで、この「伊藤日報」が

「忙しい 日報 書けない」

のキーワードにおいて、
世界のグーグルで検索第1位であることをご存知でしょうか。

『忙しさにかまけて日報をサボる男、伊藤日報』
を全世界に証明しているのと同義ですから、
たいへん由々しき問題なのです。
しかし何であれ1番を獲るということは気持ちが良いものである。
最近の私は、気が向けば「忙しい 日報 書けない」とキーボードを叩き、恍惚と検索結果を眺めています。

この「伊藤日報」についてるアクセス解析(正確には、はてなカウンター)は非常に興味深い。
具体的にはアクセス解析というより、
リンク元」を見るのが楽しい。

リンク元で解析できる事柄のひとつに
「何のキーワードでググって来たか」
があります。
ある日、名前も顔も知らない人が、
全く予想だにしないキーワードで(全く違う目的で)検索し、
しかし運命のいたずらとしか思えない偶然の果てにこの伊藤日報を見つけてしまう……
その流れを俯瞰できてしまうのですから、これを神の視点と呼ばずしてなんとする。
いとをかし!

とはいえ、
リンク元に「忙しい 日報 書けない」のキーワードを見つけた時は衝撃でした。
「どちらさまが存じ上げませんが、貴殿に俺の何がわかる」

しかしよくよく考えたら、相手の気持ちもわからなくもない。
もしかして、私と同じように日報に心血そそぐ阿呆…じゃなかった、無頼漢が他に存在するのかもしれません。
なにはともあれ、
多忙な故に日報を書きたくても書けないこの人は、まさかの偶然で伊藤日報に辿り着いてさぞ驚いたでしょう。


「お前は…俺だ」


ちなみに、この発見をFacebookでつぶやいたら、「忙しい 日報 書けない」で検索する人が急増するという現象が発生しておりました。
いとをかし!


さて、
そんな超根暗な趣味をみつけた私は、今日も元気にアクセス解析を覗いてみたのですが、
いやはや、過去に書いた日報がどんなキーワードに反応するか分かったものではないと実感します。

「猫のファッションが流行ってる」で
グーグル第3位を記録

なんて、まったく予想だにできなかった。
※グーグルの順位は、見る人によって変動することがあるので確定ではありません。

確かに書いた。覚えてる。
しかし、
これでは昨今流行の「猫ファッション」について調べようと思った高校生ギャル(愛読誌はJELLY)に、

俺の日報読まれるのって、
すっごい恥ずかしいの。


もう1つ気になるキーワードは、
「通帳 いっぱいに なったら どうする」
が、これまたグーグルに引っかかることです。

このトピックについては、真剣に悩んでる人が多いと思います。
「私の通帳、もうページが無いけどどうしよ!」って。
やふーちえぶくろぉ〜、って。

そんな彼らに、故意ではないとはいえ、
当時、私がどれだけ通帳繰越機の技術に驚きと慶びを感じて興奮していたか
を読ませてしまうのは、ちと胸が痛い。
痛いし、これも恥ずかしい。
ここはひとつ、私の日報を読むことで彼らも「マジだwww通帳繰越機ヤベぇwwwww」と興味を持ってくれることを祈るばかり。


そんな感じで、
アクセス解析の裏に隠れる様々なヒューマンドラマに、胸を熱くしまくっております。
「いつなんどき、どこの誰がどうやって伊藤日報を目にするのか」
予測不可能な電子の海にそっと置かれた一冊の日報。
これを手にした人々が……

眉をひそめるのがありありと想像できる。

今になって
「インターなんちゃら、怖い!」
とおののいている私です。
ちくしょう、headに"noindex,nofollow"を埋め込んでやれたらなぁ!

…しかし。
当初の目的としては、
「閉鎖された空間でちまちま日報を書いていてもダメだよ!」
と奮い立って始めたのだから、これでいいのです。
不特定多数のみなさんに私の日常が丸見えということに、不毛な快感を覚えるまでになってこそ真のアーティストである。
別にアーティスト目指してないけど。

「い」と打って出てくる最初の予測変換を晒せ

「伊藤(笑)」

というくらい、ワールドワイドな伊藤になってこその伊藤日報である。

なので、今後ももっとアクセスを解析しまくり、精進しようと思います。もぐもぐ。
それでは明日も宜しくお願い致します。