9月21日の日報

お疲れ様です。伊藤です。
昨日は帰宅したら見事に寝落ちしてしまいました。
5階へあがるエレベーターの中で
「あの兄ちゃんも、ここで限界に達したのだろうな」
と思いました。
そんなこんなで、申し訳ないですが遅れて日報を提出させて頂きます。

さて、皆さんは電車にはよく乗られますか?
私は仕事へ行く時は自転車なので頻度はそこまで高くないのですが、打ち合わせの外出時や、週末に出かける際にはもちろん電車を使います。

その電車が発車する際、ホームに流れるベルですが、
ベルの代わりにメロディを流す駅があるのはご存知かと思いますが、皆さんがよく使われる駅ではどちらが流れるでしょうか。
このメロディですが、
どこでも使われるデフォルトのメロディがあるのとは別に、
特定の駅でしか聴くことが出来ない「ご当地メロディ」が数パターンある……というのは有名な話だと思います。
確か首都圏のJRが多いのかな?

そんなご当地バージョンについて私が知っている限りでは、
例えば
高田馬場駅の「鉄腕アトム」、
恵比寿駅の「エビスビールのCMのアレ」、
新橋駅の「ウィスキーがお好きでしょ」、
私の出身地である八王子では「夕焼けこやけ」が流れます。
(作曲者が八王子出身であるため)
Wikiで調べてみると、全国津々浦々、あちこちでご当地メロディは作られており、中には企業などとのタイアップとして、期間限定で使われたメロディもあるそうです。

本来は、「プルルルルルル」のベルが耳障りだと不評だったためにJRの職員が何とかしようとした…というのがメロディ化の起源だそうです。
しかし結果として、「ハープやピアノの音は、人の心を落ち着ける作用がある」という効果も狙えることになったそうで。
そう言われるとなるほど、そんな気がしないでもない。
こうした細かい気配りは、確かに利用客の心理に影響を及ぼすでしょうね。

例えば、
常磐線友部駅では「上を向いて歩こう」が流れるそうです。
なんだか素敵じゃないですか?
仕事で上司にこっぴどく怒られてしょんぼりしながら家に帰る新人君なんか、これで救われそう!

上記の新橋駅「ウィスキーがお好きでしょ」も、
新橋ガード下でほろ酔いになった人たちの夜をそっと彩ってくれそうです。

さらに驚くことに、
西部新宿線の上草井駅では「翔べ!ガンダム」が流れるそうで、
電車のドアを跨ぐ時に思わず「まだ僕には帰れるところがあるんだ…」と宇宙(そら)の果てに想いを寄せてしまいそうです。

さて、
こういった『ちょっとした洒落っ気』が私は大好きですので、「いいぞもっとやれ」と、各鉄道会社にはもっと色々なメロディを打ち出して欲しいところ。

例えば、ジブリ系なんかいいかもしれません。
もちろんスタジオジブリがある三鷹駅が最有力候補かもしれませんが、
個人的には京王線聖蹟桜ヶ丘駅で「カントリーロード」を流してもらえたら相当アツイ!
(作品の舞台は京王線沿い、地球屋があるのは聖蹟桜ヶ丘

カントリーロード」もいいですが、
もうひとつ、これは私が真剣に心の底から実現化して欲しいメロディがあります……。

想像してみて下さい、
朝のラッシュ時、
混雑する駅に滑り込んで来た電車、
重々しく開くドア、
黒い群衆がゆっくり大きくうねりながら車内へ流れ込もうとするその刹那、
このメロディが聴こえてきたら……







イントロだけでいい!
イントロだけでいいから!
そこをなんとか!!!

やるとしたら……中野駅でしょうかね?
その理由はこちら。


「ハープやピアノの音は、人の心を落ち着ける作用がある」
なんてクソくらえですよ、「ヘドバン寸前電車」としてフラストレーションが車内に充満してしまえばいい。

ラーメン喰えーっ!!
私は真剣だ。君、日本の文化だよこれは!

それでは来週も宜しくお願い致します。
♪チャラララララララチャラララララララ