4月6日の日報 印象付けって大事

お疲れ様です。伊藤です。
本日はこれにて失礼いたします。

新卒社員たちが全国各地でツラい洗脳を受ける、もしくは路上で名刺100枚集めてこいと命じられている中、私の仕事場の数名でしっぽりと新卒くん(同じ部門の子のみ)の歓迎会を開いたのでした。

そんな中で、「最近の雑誌は、やっぱ&Premiumがいいよね〜」みたいな話になる中で、紅一点の女子スタッフが「??」となっていたので、(&Premiumは女性向けですから)知らないの!? と我々は驚きまして、「見たことあるでしょ〜」と&Premiumの説明をしたら、彼女もピンと来たらしく
「あー、あの下半分がツルツルした表紙のやつ!」
とポンと手を叩いたのでした。

下半分がツルツルした表紙のやつ、という「そっちかい」的なツッコみも兼ねて我々全員でドリフなみのズッコケを披露したのですが、なるほどそういう覚え方もあるのだな、と。

そういう覚え方もあるし、そういう覚え方をしてもらいたい時もあるかもしれません。
私は仕事でそういう加工を取り扱うことも多いので慣れてしまった=書店でマットニスとかPP加工をバリバリ使った書籍を見かけると、「お金かけてんな〜!」くらいにしか思わなかったのも、しかし彼女のように印象付けるための施策ですし、実際&Premiumは効果あったことになりますね。
「下半分がツルツルした表紙の本」って覚えてもらえるの、はじめは笑い話かもしれませんが、よく考えたら素晴らしい効果です。毎号毎号「下半分をツルツル」させ続けることにも意義があったかもしれませんね。

唸らされました。
あ、新人くん、おめでとう、ようこそ。

それでは明日もよろしくお願いいたします。

& Premium (アンド プレミアム) 2016年 5月号

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僕もデザインが好きなので毎号買いたいところですが、Kindle以降は紙の本が家に溜まっていくことを避ける心理になっているのです。
なので最近は手に取らなくなってしまった……