4月4日の日報 バットvs超男
お疲れ様です。伊藤です。
本日はこれにて失礼いたします。
仕事帰りに『バットマンvsスーパーマン』を鑑賞してきました。
私の周囲で既に観た人たち曰く「かなり微妙」というこの作品。
先日、カフェで隣の席のおしゃれ女子二人組がこの映画について語っていたのを私はダンボの耳でしかと聞き留めたのですが、
「カレピッピと観にいったんだけど〜なんかヤバくて〜バットマン超弱くてマジウケた」
バ、バットマン超弱くてマジウケる! マジすか。
とどのつまり「あまりよい評判ではない」作品なのですが、アメコミファンとしては観ないわけにもいかず、お布施だと自身に言い聞かせながら深夜の映画館へ……。
と、以下軽微なネタバレを含む個人的見解ですが、
ところがどっこい
「結構よくない?」
な感想なんですね!
期待ゼロから入ったというのもありますが、でも思ってたよりおもしろかった。
このテのクロスオーバー系の宿命として「パワーバランスの崩壊現象」が挙げられまして、それは本作でも起こっています。バットマン超弱くてマジウケるのもわかる。
とはいえ、本作は『MAN OF STEEL』の続編……という位置付けなので、宇宙人vs宇宙人による都市消滅規模バトルになるのは致し方無い。にしても「パワーのインフレ」ハンパなかったですけども。
なのでマーサ(ケント母)助けた後は出番いっさいナシのコウモリ男が哀愁誘いますが、しかしバランス崩壊は100%予想範囲内ですから、これは笑って見逃すに越した事はありません。
(笑って見逃すこと覚えたのは、そうあれは『AVP』)
監督・ザックもノーラン系シリアスな絵作り(コントラストめっちゃキツいやつ)でダークナイト感を継承してくれましたし、
バットモービルもかっこいいし、
新アルフレッドのキャラ立ても斬新だったし、
ZZガンダムみたいなムチムチのバットスーツも嫌いじゃありません。
ただでさえZZガンダムみたいなベンアフレックがZZガンダムみたいなスーツ着たらフルアーマーZZ(F.A.ZZ)になっちゃってるの萌える。
バット派の私でもアガるポイント幾多です。
要は『前半バット、後半超男、つまり2度美味しいパッケージもの』でしたね、しかもクロスオーバー系としてはギリギリまとめ切れていたのではなかろうか。
原典としてのフランクミュラー作『ダークナイトリターン』に対するオマージュ的なシーンも幾つかあって、私は「おうwおうwww」と、オットセイのごとくテンション上がりまくりでした。
まぁ今後のジャスティスリーグシリーズが面白いか保証はありません(むしろ少し不安)。
なにより、前述「パワーのインフレ」を経験してしまったDC世界でバットマン単体の次回作をうまく作れるのかも心配ではありますが、MARVLEが最近グダっているのでDCお得意のシリアス路線で渋いヒーロー物をリリースしてくれることを祈るばかりです。
それでは明日もよろしくお願いいたします。
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