12月10日の日報 牛は赤に突進する
お疲れ様です。伊藤です。
本日はこれにて失礼いたします。
後輩たちとの忘年会として、ブラジルBBQで有名な「シュラスコ」を食べにいきました。
各テーブルごとに置かれた「チップ」、表が緑で裏が赤。緑が「お肉ください」で、赤が「お肉ちょっとSTOP」の意味です。
いろいろな種類のお肉を持ったスタッフ達がフロアをうろうろし、緑のチップを置いているテーブルに「お肉いかがっすかー」と持ってきてくれます。
中華の飲茶に似ています。
料金は一律なので、とどのつまり肉食べ放題!
我々は大興奮のままテーブルにつき、これまた取り放題なサラダバーなぞ目もくれずにチップを緑にしたのでした。
美味しいお肉が次から次へと運ばれては、我々もスピードに負けじとどんどんお肉を食べまくります。
「ひー!」
ボリューミーですから、あっという間にお腹いっぱいになるのです。
「一旦ストップしよう」
会話やお酒も楽しみたいので、チップを赤にしました。
が、しかし、
赤にしているのに、なぜか「お肉いかがっすかー」とスタッフ達がお肉を持ってきつづける。
「えっ」
我々も驚きつつも、せっかくお肉持ってきてくれてるので(しかもまだ食べていない種類のお肉なので)「じゃあ……」と頂きます。
しかし、それが1度2度ではなく、ひっきりなしに持ってくるわけです。
「(赤にしてるのに!?)」
「(でも美味しそうだなぁ!)」
NOと言えない我々は、スタッフたちの押しに負けまくって、ただでさえ腹いっぱいな状態からさらに肉を、肉をひたすら詰め込む。
「お客様、そろそろラストオーダーですがなにかよろしかったでしょうか」
「かゆ、うま」
最後の方は会話する気力さえも肉を食すほうへ費やしてしまい、言葉を忘れたゾンビさながらにボロボロと家路についたのでした。
なんだったんだ、あのルール完全無視のシュラスコは……
スタッフには「今日は肉○kg捌いてこいよ」みたいなノルマでもあったのでしょうか。
映画『セブン』が脳裏にちらついた一夜でした。
それでは明日もよろしくお願いいたします。
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「美味いマズいでいうと、楽園!」
恐らく一番回数多かったのは、この焼きパイナップルだった気がします。