4月18日の日報 デジタル・デス、って書くと中二っぽいね の巻

お疲れ様です。伊藤です。
昨夜も日報を書けなかったので、日が変わって提出いたします。

昨日は、こんなニュース記事を見つけました。

グーグル「死後設定」であなた亡き後もクラウド管理

グーグルはこのほど新しいサービスを始めた。その名も「休眠アカウント向けサービス」だ。
(中略)
このサービスは「グーグル 死後マネジャー」とでも呼ぶのがふさわしそうだ。
「死後マネジャー」を使うと、空高くずっと広大なサーバーに旅立ったために自分のアカウントが休眠状態になったら、自分のグーグルのアカウントに含まれるすべてのデータ、特にGmailのメッセージをどうするか、指定できる。
利用者はあらかじめ設定しておいた期間が過ぎたらデータを消去することもできるし、信頼する相手にデータを手渡すようにもできる。

つまり、Googleサービス上における身辺整理機能です。

この「自分の死後のSNS」というのは私も以前からよく考えていることで、
その人の生きた証が詰まっているSNSは、本人がこの世を去った後どう残されるのか、そもそも残るのかどうか、今後のWEBサービスにおける課題なのかな〜と。

Googleは消去 or 譲渡という方法をユーザーに提供していますが、例えばFacebookは「追悼」という機能を用意しているようです。

Facebookに「死亡通知」機能がつきました

これからもドンドン増えていくSNSサービスがユーザー死亡時の対応に取り組んでいく先に、死に対する「スタンダード」が作られていく気がします。
そんでもって、今後同じように増えていくデジタルネイティヴ世代、SNSネイティヴ世代にとっての「死」の観念に、そのスタンダード対応策も多分に影響するんじゃないかな。
「誰か死んだら、その時もまずはSNS

それに、
このまま何でもデジタル化していったなら、ひょっとして「墓石」までクラウドサービスになるやもしれません。
それが少し気色の悪い世界に思えるのは私たちの世代までかもしれませんな。

ちなみに私は、
「死んだはずの恋人のSNSが、何者かによって更新される謎を突き止めた先に感動が待っている」
…というミステリー恋愛小説を書きたいなと密かに企んでいますが、今こうしてざっとアイデア書いただけだとスッゴいつまらなそうですね。

それでは本日も宜しくお願いいたします。

こだわりのオリジナル墓石〈ver.2〉―生きた証をかたちに残す

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