4月3日の日報 薫の町

お疲れ様です。伊藤です。
本日はこれにて失礼いたします。

午前からの打ち合わせのため、初めて人形町に降り立ちました。
地下鉄から地上に出た瞬間、フワっと鼻孔をつく薫り。
「ふわ!?」
なんと、茶葉の匂いが町のそこら中に漂っておりました。

まるで京都・宇治。
なんとも優しい薫りのなかをかき分けて、
「めっちゃええ匂い……」
恍惚とした表情でお客さんの会社へと向かったのです。
きっとお客さんにも
「こいつ、嗅いできたな〜」
と伝わったはずです。

それにしても、東京でこんな体験ができるとは。
私、ちょっと感動してしまいました。
以前から「東京は好きじゃない」と無駄に豪語している私ですが、この歳&仕事になって都内をあちこちウロウロする機会が増えてくると、
「え〜、これも東京!?」
と驚くことが度々あります。

私のような八王子=西側出身者が抱く都会像、それは間違いなくリアルに存在しますが、その麓だったり、その裏側……つまりよりコアな部分の東京って、実におもしろい表情を見せてくれるんですね。

未だに好きにはなれない東京ですが、
「(な、なんか……気になっちゃうな)」
というレベルに到達しつつある今日この頃。
落ち着いて考えたら当然とはいえ、東京=渋谷六本木ポイポイポーイ、というわけではないんですね。

ガッツリ恋に落ちるフラグ。
それではよい週末をお過ごしください。

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